【大紀元日本7月9日】北京オリンピックまで残すところあと1か月となったが、当地の大気汚染の問題はあまり改善されていない。専門家は、北京の大気汚染のレベルが、安全基準の5倍をはるかに上回っており、選手に血液循環上の問題を惹起し、競技時のパフォーマンスに影響を与えると警告している。
英紙「タイムズ」6日付報道によると、今月初め、北京五輪スタジアム「鳥の巣」の外と、マラソンのスタート地点である天安門広場で専門家が大気汚染を測定したところ、数値が非常に高かったという。特にスタジアムでの大気汚染は深刻で、その数値はWHOの定めた安全基準を5倍以上も上回った。香港大学社会医学部助教授・黄浙明氏は、選手が多くの空気を吸入することにより、汚染物質による呼吸系統の炎症や、心血管の問題を引き起こす危険性を指摘している。
北京における大気汚染の問題は、各国のトップ選手にとって、懸念の種であった。中国当局が公表した大気汚染の指数も、WHOの基準の2倍となっている。この点について中国官員は、北京の空気の品質が国際基準を満たすことは保証できないと述べている。
(翻訳・飛燕)
(08/07/09 08:02)
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