■大紀元 --- 日本 http://jp.epochtimes.com/jp/2008/05/html/d83470.html



米投資銀行のゴールドマン・サックスのエネルギーアナリストは、供給と需要の不均衡で、原油価格は将来6ヶ月間に1バレル200米ドルに上昇しうると警告(AFP)

ゴールドマン・サックス:原油価格、向こう6ヶ月〜2年間に1バレル=200ドルへ上昇も

 【大紀元日本5月11日】ゴールドマン・サックスのエネルギーアナリストであるアルジュン・ムルティ(Arjun N. Murti)氏はこのほど、世界各国の原油に対する需要が急増しているため、向こう6ヶ月から24ヶ月の間に、原油価格は1バレル=200ドルへも上昇する可能性があると警告した。BBCが伝えた。

 ムルティ氏は、7日ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)において、国際的指標であるWTI原油の6月物がはじめて1バレル=123ドルを突破した後に、警告を発したという。原油価格は過去4ヶ月の間にすでに25%上昇しただけではなく、2001年から現在まで400%と急騰した。

 8日のニューヨーク原油価格は市場の新興国の需要が増強するとの思惑から、時間外取引で一時124ドル台に上昇した。

 ムルティ氏は、3年前まだ1バレル=55ドルだったときに、原油価格は1バレル=100ドルに上昇すると予測した。同氏によると、中国本土及びインドの経済急成長により、両国の原油への需要急増が原油価格を押し上げた原因の一つだという。一方、石油輸出国機構(OPEC)が「供給量が十分だ」と原油の増産を拒否してきたことや、アフリカのナイジェリアやイラクなど原油生産国における地政学リスクや、夏の季節にドライブを楽しむ自動車大国アメリカの人々が原油への需要拡大との市場の思惑も原油価格急上昇の原因だとムルティ氏が指摘した。

 エコノミストは、原油価格の継続的な上昇は世界経済の成長を脅かし、インフレの拡大を助長していると警告する。

 
(翻訳・編集/張哲)