【大紀元日本5月2日】在韓の中国人留学生会は、中国大使主宰の会合を持ち、留学生会の幹部は大使館幹部らと定期的に食事もしていることが明らかになった。
4月27日のソウルでのオリンピック・トーチリレーの過程で、デモを起こした中国留学生たちを背後で操った組職は、「在韓中国留学生会」であるという事実が暴露され、この団体の会長が中国公安部の幹部出身であることが分かった。
4月29日の「世界日報」は、中国人留学生たちと東国大などを引用して、「韓国内の中国人留学生会の会長は、30代の Aさんであり、Aさんは現在東国大大学院博士課程に在学中」と報道した。
Aさんは韓国に留学する前、中国公安部隊に所属していた経歴の持ち主で、東国大で博士課程を終えれば中国公安大学の教授に赴任する予定だという。
Aさんはまた最近までソウルのある高等学校で中国語の講師として勤務もしていた。Aさんが中国公安出身という事実が知られるなか、先月末のデモが、中国共産党が総括指揮し、在韓中国大使館が具体的計画を立て、中国人留学生会が実質的な活動を引き受けてデモを進行したという説は説得力がある。
また世界各国に組職された中国人留学生会は、中国共産党の下部組織ということも半ば公然とささやかれていることだ。
中国共産党出身のある人によれば、中国共産党は共産党員が 3人でも集まると、どの組職でもその組職中に 「公聴団(共産党青年団)」と「共産党支部」を建設するように指示しているという。
もし韓国企業にも中国出身労動者たちが多くいて、この中に共産党員が3人以上いたら、その場所には「(企業内)共産党支部」が秘密裡に結成され、この組職は在韓中国大使館を通じて中国共産党として管理されるというのだ。
韓国内の大学にいる留学生会も同じだ。
たとえば某大学で中国人留学生会の中に共産党員が3人を越えるようになれば、「中国共産党公聴団 某大学支部」が組職され、以後は共産党の指示を受けて活動するようになる。公聴団の出身者は、事実上で留学生会を導いて行く核心的な人物になる。
このように構成された中国人留学生会は、中国大使主宰の会合を持ち、留学生会の幹部は大使館幹部たちと定期的に食事もしている。
また留学生会で行う行事の経費は、大部分が大使館側から直接支援を受けている。大使館が多額の経費を掛けて留学生会を操る理由は大きく二つある。
一つは、留学生たちを洗脳して動員するためだ。中国共産党上層幹部や公演団が、その国を訪問する際に、学生たちを動員して共産党に対する忠誠を強要し、「歓迎の人波」をにわか造りしようとするのが目的だ。韓国でも、中国のリーダーが訪韓するとか、大使館が主催して行事を行う際、中国人の学生たちに「歓迎しに行けば、参加する人に 1人当り経費をいくらずつ支給する」というメールを送って参加を督励している。
また他の理由は、各国内にある中国専門家いわゆる「親中派・媚中派」を抱きこむためだ。狙い打ちの対象は、研究員や教授級の人物たちで、中国に対してある水準の知識があり、その国の政策決定に影響を及ぼすことができる人物だ。
中共政府はこれらを味方に引き込むために研究費を支給するなどの努力を傾けている。それらの親中派の知識人たちは、言論や学界に中共の意図を反映した文章を発表するなど、中共のための宣伝を担当するようになる。
(イ・ギョングチァン記者)
(08/05/02 10:13)
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