 | | インド・ニューデリーで、中国当局の流血弾圧に抗議するチベット人(Photo credit should read RAVEENDRAN/AFP/Getty Images) |
チベット武力弾圧:エベレスト一帯に武装警察3千人派遣
【大紀元日本4月30日】中国当局によるチベット・ラサ市で起こした流血弾圧事件後、中国武装警察はチベットで大規模な取り締まりを行っている。強制連行された後の行方がわからなくなったものが多い。また、五輪トーチリレーの成功を保証するために、世界最高峰エベレスト一帯では、このほど警備に当たるために武装警察3千人が派遣された。
ラジオ自由アジア(RFA)によると、チベット亡命政府の緊急状況協調メンバーのゲサンさんは4月27日に、甘孜県のチベット人グルドチさんが3月28日に強制連行されてから、行方が分からなくなり、夫を探すためにあちこち走り回った妻(40)が、精神異常をきたして数日前に死亡したことを明らかにしたという。この件について、甘孜州公安局に取材を申し込んだが、無回答だった。
ここ1ヶ月以上、大陸の各チベット人地区では僧侶または尼僧の自殺事件が頻発した上、行方不明者も多く、精神的打撃が大きく、精神異常をきたした者もいる。
一方、新華社は少し前のニュースで「ダライ集団」から「ダライ側」に変えたが、中国共産党(中共)報「人民日報」の第4面では、ほぼ全紙面にわたりダライ・ラマおよびその支持者らを非難する文章を掲載した。
これに対して、4月26日「チベットの声」によると、中国当局管理下のチベット人は、中国政府は表では国際世論に対応するために、ダライ・ラマの特使と面会することを許したという。中共が真に誠意をもっていれば、ラサ市およびその他チベット人地区の情勢は好転しているはずだが、実際に状況は悪くなる一方だ。軍隊は継続的に増加しており、新聞およびテレビでは引き続きダライ・ラマに対して猛烈に批判している現状だという。
報道によると、中国当局は五輪トーチのエベレスト・リレーを成功させるために、大量の武装警察および政府関係者を寺院へ派遣し、僧侶たちを厳重に監視・制御しているという。ゲサンさんは、「トーチはエベレスト一帯へ間もなく到着するから、該当する県付近へ3千人あまりの軍隊が派遣された。チベットとネパール境界の山岳地帯はチベット人がインドへ逃亡する経路でもあるため、中共当局は1中隊を派遣した」と語った。
香港ケーブルテレビ局の報道によると、エベレストへ通じるすべての道路および周辺地区は、武装警察により封鎖され、厳重な警備が敷かれているという。テレビの画面から、実弾装備の武装警察が自動車道路に検問所を設け、通過する車両の検問を行っていることが分かる。
(翻訳/編集・余靜)
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