【大紀元日本3月15日】中国の消費者物価指数は上昇を続けており、今年2月期の物価は、前年同期比で8・7%の上昇となり、記録を更新した。物価の上昇は、月収1、2千元以下の民衆にとってより大きな負担となっている。VOAが伝えた。
2月期において、食品価格の上げ幅は最大となり、23・0%を超えた。このうち、豚肉が63・4%、野菜が46・0%、油が41・0%、穀物および卵が6・0%の上昇であった。
国家統計局の公表によると、今年になってから、消費者物価が上昇を続けているが、これは、大雪災害、春節の影響のほか、国際市場価格が大幅な上昇を続けていることの影響を受けた結果であるという。
苦しみの止まない一般民衆
中国の物価が十数年来で最高になったことについて、地方の一般消費者は懸念を示している。黒龍江省黒河地区のネットユーザーは「物価はまだ上昇する。資源価格が上昇し、生産コスト、生活コストも上昇する中にあって、貯蓄をして何になるというのか?銀行に預金すれば利子率はマイナスであり、株式市場、ファンドに投資しても、下落が止まらないし、家を買おうにも買えない。ただ、手元の紙幣が紙になるのを見ているしかない」と述べた。
武漢で商売を営む王さんには、十数歳になる2人の子供がいる。王さんによると「家の収入はわずか1千元余りで、食品価格が上昇を続ける中、生活への圧力がますます大きくなっているという。市場において500グラム十数元で販売されている豚肉も、家で食べる機会は少なくなっている」という。
王さんは、「(肉は)ほとんど食べない。豚肉も食べる機会が少なくなっている。価格が高すぎるから、鶏肉を食べた方がましだ。鶏肉なら、500グラム5、6元。肉は高すぎて食べにくい」と語った。
寧夏の銀川市に住む女性公務員によると、この数年間において、賃金は幾分増えたが、物価の上昇に追いついていないという。彼女の月給は2千元余りだが、食品価格の上昇ペースが速すぎて、彼女のような中レベルの収入では堪えられなくなっていて「朝買った餅までが値上がりしている。もともと0・5元だったものが、現在0・8元になっている」という。
彼女の家は8人家族だが、その中にはレイオフした工員もおり、物価の急騰は、家族に大きな困難をもたらしている。彼女は「このように物価が上昇し、多くのレイオフ工員や失業者に何を食べろというのか。これらの工員の賃金は低く、その上、就業も困難だ」と語った。
(08/03/15 09:11)
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