【大紀元日本2月7日】深刻な被害をもたらしている中国の大雪について、同国内の気象専門家は、「予報能力不足」を認めた。
BBCは、中国中部・南部各省において発生した、過去数十年で最悪の暴風雪により、負傷・死亡者と、深刻な経済損失が発生したと報じた。
農村出稼ぎ労働者数十万人が、駅で何日も電車の運転再開を待っていた。彼らは、2月7日の旧暦の新年に故郷に帰り、年を越すことを希望していた。当局の推計によると、約1億人が大雪の影響を受けており、経済損失は540億元に上るという。
官員らは、今回の災害を極端な気象のせいにしているが、中国気象局の鄭国光局長は、気象部門の予報レベルが、暴風雪のタイミングを正確に予報するには到っていないことを認めた。さらに、気象部門は、相次いで発生した、低温、雨、雪混じりの凍りつく天気を事前に予想できておらず、当局は、1月10日〜16日、1月18日〜22日においてこうした天気が発生した後、起こりうる災害について十分な予測ができていなかったと語った。
BBC北京の記者は、南方においては、路面の結氷を処理する設備が不足しており、また、電力を輸送するケーブルが細すぎて、大量の氷雪には耐えられないと述べている。
官員らは、冬季の耕作が暴風雪によって壊滅的な影響を受けており、将来において食糧不足が発生すると警告している。
中国気象局官員の指摘によると、世界の気候の温暖化を背景に、極端な天気が発生する頻度、強度が増す趨勢にあり、今後、類似の事件が発生する頻度、強度はおそらくさらに増していくという。この他にも、台風や黄砂といった天気も発生する可能性があるが、現在のところ予想は困難であるという。
(08/02/07 09:39)
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