【大紀元日本2月4日】ブラジル連邦共和国のルーラ大統領はこのほど緊急会議を開き、昨年後半の5ヶ月間でアマゾン森林が激減している問題について討論した。ブラジル環境省とブラジル宇宙局(AEB)の報告では、その範囲は7000平方キロメートルに達すると指摘している。
報道によると、AEBの調査では、昨年8月から12月、アマゾンで伐採された森林は3233平方キロメートル、その中の1922平方キロメートルは11月と12月に集中している。しかし、通常この2つの月は雨季のため伐採は行われない。調査した結果、宇宙局設立以来の短期間でこれほど広い面積の森林が消失した例はないという。
また調査では、森林面積の減少が最も早かったマットグロッソ州では過去5ヶ月間で消失した面積は1786平方キロメートル、このため同州の環境庁はブラジル環境保護局と協力し合い、これらの森林を乱伐した責任者を見つけ出し処罰した。
環境省は大豆の価格上昇、牧地や鉄鋼工業がアマゾン地域の開発等に向けられており、日に日に森林面積が減少しているのはこれらが原因と考えている。特にマットグロッソ、ホンドニア、パラーの三州ではこの傾向が強い。
最も深刻なのは、パラー州サンフェリックス・ド・シングー、クマル・ド・ノルトとマットグロッソ州コルニザ、マルセランシア、ケレンシアの5都市。
2006年8月から2007年7月までにアマゾン地域では11224平方キロメートルの森林が消失している。もし森林伐採の速度が上記5ヶ月のようなスピードで行われたら、今年1年で破壊される森林面積は15000平方キロメートルを超えるだろう。
今日開かれた会議はルーラ大統領のほかに大統領府官房庁ロシェフ大臣及び環境省、農務省、法務省、国防省、農業開発省などの各大臣も出席した。環境省シルバ大臣は、政府は森林伐採を阻止する努力をし、農業の永続的な発展には、植林などによる環境保護が不可欠として、農務省の協力も非常に重要であると話した。
(翻訳・坂本、編集・月川)
(08/02/04 11:27)
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