【大紀元日本1月3日】2007年は、中国にとって多難な一年だった。天災や人災が相次ぎ、まるで天からの警告のようである。中国の民主化を呼びかける「民主フォーラム」が、昨年起きた災害に関するニュースをまとめた。
一、炭鉱災害
2007年、全国範囲で大きな鉱山事故が162件発生した、二日に一回の割合。そのうち10人以上の死者が出た事故は15回。公開された資料によると、死亡総人数は927人に達した。不法業者はコストダウンのために、安全措置を徹底しなかったことが鉱山事故の起因である。しかし、かつてSARS情報を隠蔽しながら「調和社会」を提唱している中国政府は、地方官僚と不法業者が結託した利益グループの犯罪に対して 見て見ぬ振りをするばかり。政府の不作為のおかげで、鉱山事故は後絶たない。各地で集計された死亡労働者のデータから、庶民の嘆き悲しむ声が聞こえてくるようだ。
1月28日午前0時20分、貴州省盤県水塘鎮(地名)炭鉱が大規模なガス爆発が発生した、16人の作業者が死亡。
3月18日午後6時半、山西省晋城市街区西上庄(地名)事務所の苗匠炭鉱はガス爆発が発生した、作業者21人全員死亡。
3月28日午前11時半ごろ、山西省臨汾市尭都区一平垣郷余家嶺(地名)炭鉱はガス爆発事故が発生、26人の作業者が死亡。
5月5日午後1時50分ごろ、山西省臨汾市蒲県蒲ケ(地名)炭鉱はガス爆発が発生、作業員が28名死亡、2名行方不明。
8月17日午後2時半、山東省華源鉱業会社の地下坑道が水没された事故が発生、172人の作業員が地下坑道に閉じ込められ。後関係部門は救援を諦め、作業員全員死亡。
11月8日午後、貴州省納雍県群力炭鉱はガス漏れ事故が発生、作業員32名死亡、行方不明者が3名。
12月6日明け方、山西省臨汾市洪洞県左木郷紅光村瑞之源石炭業有限会社に所属新窯炭鉱は爆発事故が発生。105人が死亡。その他に、坑道に閉じ込められた作業員の人数が不詳。
二、火災
手元に年間火災事故に関する正確なデータがないので、 昨年7月に公安部副部長楊煥寧氏が会議で披露した数字を引用する。データによると、昨年上半期、全国範囲に発生した火災は15・5万件、1357人死亡、負傷者1753人、財産損害は8・6億人民元(約140億円)、前年同期と比べ、火災件数と財産損失はそれぞれ26・9%と14・9%上昇したそうである。
3月1日午前8時ごろ、北京朝陽区十八里店郷の「陽光五月」(店名)カラオケで突然に火事が発生、2人命を奪われ、負傷者3人、被災面積500平方メートルに及ぶ。
7月4日夜、衡陽映画製作会社進歩(映画館名)映画館で大規模な火災が発生、5階建ての建物は一晩で廃墟に化し、消火活動に参加した同社のマネージャが焼死され。民家にも延焼し、47世代147人が家を失った。
11月14日午前4時ごろ、河北省承徳市承徳県カラオケ「歌都」で大規模な火災が発生、11人死亡、全員カラオケのスタッフで、女性が10人、男性が1人、殆ど20歳ぐらいの若者である。
三、 太湖(湖名)藍藻大量発生
今年夏に太湖(湖名)で藍藻が大量発生した。太湖に位置する無錫市と周辺部で水道水が使えなくなった。人々の生活と仕事に大きな支障をもたらした。環境管理は一日二日でできるものではないように、環境の悪化も長期に渡って溜まった問題である、藍藻の大量発生の前、同地域は違法な汚水の排出が至る所で行われ、政府部門、幹部及び企業の環境意識が低く、環境汚染対策を徹底する意識が欠如していた。このままだと、二度目の藍藻大量発生が再び起こると予想される。
四、山西省のレンガ窯奴隷工事件
山西省のレンガ窯は中国人権災難の象徴だ。最悪の作業環境、非道な工場主。一日14時間以上の労働時間。いつ殴られるか分からない恐怖におびえながら、奴隷労働に従事していた未成年者は、殴打によるで障害が残ったり、死に至るときもしばしばあった。これが山西省闇のレンガ窯で働く童工(18歳未満の労働者)の運命である。中国各地の炭鉱や悪徳工場で、同じシーンが毎日繰り返されている。子どもたちは必死に働いているのに、収入と保障はない。これらの事実は人々の良心を鋭く突き刺し、地方政府や治安部門の対応にも非難が集中した。
五、洞庭湖のネズミ大量発生
今年夏、洞庭湖地域で、人間は約20億匹のネズミを相手に戦った。湖周辺400万ヘクタールあまりの土地に生息するネズミは一気に湖南省岳陽、益陽市大通湖周囲地区の22の県・市・区に侵入、洞庭湖堤防と周辺の800ヘクタール畑も遭難。住民は洞庭湖の周辺で人造畑を作ったり、湖に汚水を排出したりして、現地の生態バランスをひどく破壊した。ネズミの難は天罰と言っても過言ではない。
六、淮河の洪水
歴史上から、黄河下流は淮河の河道を通って海に入ることが多いため、淮河と海に繋がる河道に大量の土砂が堆積し、洪水が頻発した。解決のために、分流用の洪水蓄積地域が指定された。簡単に言うと淮河の洪水を分流することで犠牲になる地域を指定して、洪水の「臨時倉庫」とした。今年、この措置によって、経済損失が120億人民元に上った。間接的な損失は統計できないほど大きい。
七、橋の倒壊事故
6月15日、船舶「南桂機035」の船首右側は九江大橋の橋脚を接触したことにより、橋脚が三本倒壊し、約200メートルの橋面が下落した。橋上を走行していた車四台(乗員7人)と作業員2人が河に落ち、8人死亡1人行方不明の惨事が発生。
8月13日午後、湖南省湘西自治州鳳凰県境界内鳳大道路(空港連結道路)堤渓段(橋名)大橋は突然崩壊した。発見された死体は47体に上った。専門家の分析によると、倒壊した橋の下敷きになった人の生還の確率は低いという。
倒壊した橋はいずれも湖南路橋建設会社により建てられたものである。
八、2007年最も忘れられない暴雨
7月16日の暴雨、重慶市をおそった昨年の最長で、最強な暴雨。土砂崩れを誘発し、200万人が影響されて、死亡した家畜1000頭に上った。直接の経済損失は8億円ほどに上る。
7月19日、済南市に訪れた暴雨、死亡者35名、数百人負傷者が出た。ニックネーム「赤いドリル帝国」のネット利用者は百貨店地下で人が溺れて死亡した事実を暴露したことで、警察に逮捕された。
九、全国範囲の大干ばつ
中国新聞紙「中国日報」の報道によると、中国は現在、十年以来最大の干ばつに見舞われた。飲用水不足に影響を受けたのは数百万人に上った。ダムと河の水量も激しく減少している様子。
十、カルフール踏み合い事故
2007年11月10日午前8:20分頃、大手スーパーマーケット「カルフール」沙坪●(●=土辺+貝)区支店は10周年のキャンペーンを実施中、東入口に顧客転倒して、踏み会い事故を誘発した。3人が命を失い、31人病院に搬送された、その内3人が重傷。只のキャンペーンが大惨事に発展したことで、民生問題の深刻さが浮き彫りにされた。
(翻訳・侍傑、編集・月川)
(08/01/03 09:03)
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