11月の米大統領選に向けた各党候補者選びで前半戦のヤマ場となるニューハンプシャー州の予備選が8日行われ、民主党はアイオワ州の党員集会で3位に甘んじたクリントン上院議員が、事前の世論調査に反して僅差でオバマ上院議員を破り、勝利を獲得した。
事前の一連の世論調査では、クリントン氏がオバマ氏に大きく水をあけられていたが、今回の勝利により、一進一退のクリントン氏の選挙キャンペーンに大きな弾みがつくことになる。
一方共和党はマケイン上院議員が勝利した。2位はロムニー前マサチューセッツ州知事。一時は苦戦が伝えられたマケイン氏だが、今後の選挙戦に向けて有力候補に踊り出た。
予備選は今後、ネバダ、サウスカロライナ州での戦いに入っていく。
両党ともニューハンプシャー州では接戦となった。開票がほぼ終了した段階で、クリントン氏の得票率39%に対し、オバマ氏の得票率は37%。共和党はマケイン氏が37%でロムニー氏は32%だった。
民主党の争いでは、結果が判明した深夜にかけ、クリントン氏がオバマ氏をほぼ終始リードする展開となった。
オバマ氏はニューハンプシャーで勝利してクリントン氏を連敗に追い込み、民主党の候補者選びでトップランナーとしての座を固めたい意向だった。同氏はクリントン氏の勝利を祝福しつつも「私は引き続き闘志を燃やしており、先に進む準備ができている」と述べた。
出口調査によると、クリントン氏は女性および年配の有権者の支持を獲得、一方、アイオワ州党員集会でオバマ氏勝利の原動力となった若い有権者の票はそれほど集まらなかった。
クリントン氏はマンチェスターで歓喜の声を上げる支持者に対し「あなたがたの話に耳を傾け、その過程でわたし自身の声を見出した。ニューハンプシャー州がたった今わたしに与えてくれたような再起をアメリカにももたらそう」と呼び掛けた。
[マンチェスター(米ニューハンプシャー州) 8日 ロイター]
(08/01/09 15:43)
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