【大紀元日本1月14日】中国の土地開発業者はいまだに「エネルギーを大量消費する」ビルを建て続けている。官製メディアが14日明らかにしたところによると、設計段階で交わした持続可能な約束にもかかわらず、省エネ基準を守らずに急造しているという。ロイター通信が14日、伝えた。
中国は、成長著しい経済を維持するためにエネルギーや資源を確保するという苦しい状況に直面しているが、2010年までに新たに建築するビルは50%以上ものエネルギー効率を上げる目標を立てた。
しかし、新たに建築されたビルの53%しか国の省エネルギー基準を満たしていないと、チャイナ・デイリー紙は伝えた。同紙は、中国建設部の調査を引用したが、同調査は経費削減の開発業者の責任を上げている。
同紙はまた、「調査結果は差し迫ったものになっている。国家目標を達成するためにより総合的な対策が必要である」として、中国不動産協会の宋春華会長の発言を引用した。
宋会長によると、土地開発業者は省エネ基準を実施するにあたり「気が変わり」、「いまだにエネルギーを莫大に消費するビルを新たに建てているという。
急速な工業化と自動車所有が急上昇したために、中国の大気汚染増が深刻化し、排ガスが増大している。しかし、世界がエネルギー備蓄に努めても、中国の建設業界の好景気がその消費に拍車をかけ、まるで排水管のようであると、アナリストはみている。
また、アナリストの試算によると、工事と建築資材は、中国のエネルギー消費の16〜18%を占め、毎年、世界の新築ビルの約半分が中国で増えていることになる。
また、2020年までに農村部から都市に流入する人口は4億人にものぼるとされている。
宋会長によると、中国は、古いビルの修復に1・5兆元(約22・5兆円)を支出しると公約しているが、その99%は現在の省エネ基準を満たしていないという。
しかし、急速に拡大する中流階級がより大きな、エネルギーを大量消費する家屋をほしがっていることから、増大する豊かさがエネルギー効率目標にとって脅威になっている。
(翻訳編集・月川)
(08/01/14 15:11)
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