【大紀元日本10月3日】現在の日本の国旗、「白地に赤」の日の丸は、明治維新の際に薩長土肥連合の提案によって制定されたものと聞き及んでいるが、当時の明治天皇は、「…いや赤字に白だ…」と言って、現在のものと丁度逆の「赤字に白」を自らの宮中に掲揚していたという。
私は当時、この話を聞いた際に何ともなしに聞き流していたのだが、現在の日本国内の状況を眺めてみると、「果たして是は…」と多々思い当たる節がなくもないのである。
この「白地に赤」というデザイン…日本は現在、自由主義国の一員として国体は民主主義なのだが、国会内をよ〜く見ると、共産党や社会党が議席を堂々と占め、共産主義者が議会内で闊歩できる状況なのである。これも民意と言えば、民意なのであるが…しかし、旧ソ連のスターリン粛清、中国の文化大革命が、未曾有の悲劇であったことを知れば、それが極左の全体主義であると気付くのだが…。
さらには、戦後の教育界を牛耳る日教組は旧社会党系、また労働組合を牛耳る全共闘は共産党系からの出向だ。これは、獅子身中の虫として日本社会が内包する「赤」なのだが、こういった勢力は、同盟国の米国にはないものだ。
では、アジアでは隣国の台湾と韓国はどうであろうか。台湾には元より、中国大使館はないのであるし、晴天白日旗が大陸で共産党の八路軍と死闘を繰り広げた歴史を鑑みれば、それは論外であろう・…国民党幹部の近頃の北京詣でには、少々辟易するものがあるが…。
韓国はどうだろうか。韓国は実は、外国人の労働ビザと居留ビザには非常に厳しい国だ。これは、特に社会体制が違う同民族の北からの脱北者にも同様で、中国人にはなお更であるために、「赤」は棲みにくいはずであるが、金大中政権以来、「親北・太陽政策」という言葉を変えて、左派が台頭してきのは周知の事実だ。
日本の「白地に赤」の最も深刻のなものは、気が付きにくい「媚中派」の議員たちだ。彼らは、本音では実は愛国者なのかもしれない。しかし、中国大陸の市場というものは、西側にとっての「巨大な蜜壷」であるだけに、利益誘導で「面赤腹白」になってしまうものと思われる。まさに「面前の現金、抗し難し」といったところか。
では、こういった日本国内の「赤い人たち」は、永遠に日本の一般市民とともに「共存共栄」(?)し続けるのだろうか。そうとも言えないだろう。日本国民が、旧ソ連の失態を深く認識すれば、日本赤軍の浅間山荘事件、よど号ハイジャックなどを思い返せば、日本の社会から徐々に姿を消してゆくかもしれない。
そうなったとして…仮に日本が真っ白になったと仮定した時、その廻りが真っ赤になることが想定できないか。ないこともないのである。韓国で太陽政策を掲げる左派の候補者が、時期大統領選で当選し、台湾では北京詣でに熱心な候補者がやはり総統選に勝利し、世界のメディア選の主戦場である米国では「平理」なる親中派が勝ったら…さらには、北京が五輪で勢いづいて「周辺化作用」なるものを発揮し始めたら…。
それだけは、避けたい日本の悪夢なのである。
(07/10/03 11:20)
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