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中国の薬品偽造工場 、英国人記者おとり取材

 【大紀元日本9月26日】最近、英国人記者が、中国河南省のある薬品偽造工場をおとり取材した。そこで製造されている偽物のバイアグラには、大量のタルク成分があり、含有する化学成分は本物の3倍に達している。心臓病患者が服用すると死亡の危険性が高い。

 英国タイムズ紙の記者は仕入れ業者に扮して、中国河南省の農村部にある薬品の偽造工場に訪れた。工場のオーナーは張と名乗り、32歳だという。張は記者に対し、「英国の薬局でバイアグラを買おうとしたら、わが工場が製造したものであるかもしれない」と悪気もなく自慢していた。

 また、張は記者に対し、月に60万袋の偽造薬を提供できると持ちかけ、前立腺がんの治療薬Casodexの偽造品を、一錠14セントで提供できるという。本物は英国での卸値は一錠6.7ドルである。

 この英国人記者が偽造のバイアグラを持ち帰った。製造メーカーのファイザー薬品に検査を依頼した結果、主要成分シルデナフィル (sildenafil)の含有量は、本物の3倍に達することが判明。ファイザー薬品の広報担当者は、「この偽造薬を一錠飲むだけで、限度量を超える」と説明した。心臓疾患を持つ患者がこの偽造薬を服用すると、非常に危険であり、ほかの患者にも、頭痛や、めまいなどの副作用を起こすという。

 張は、バイアグラを偽造するほか、Casodexや、精神分裂症の治療薬シンビアックス(Zyprexa)をも偽造しているという。

 英国の薬品監督機構がこのような偽造薬が国内の薬局に流れていることに関心を示し始めている。薬局チェーンを運営するBoots社はこのほど、卸業者から誤って偽造薬を仕入れたことがあると明らかにし、今年6月に、偽造薬を購入した顧客8千人に詫び状を送ったという。

 (記者・周成、翻訳・叶子)


(07/09/26 08:19)



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