中国の沿岸部ではことし前半、約80%の地域で下水管から規定値を超える汚染物質が海に流されていた。新華社が4日に伝えた。
それによると、排水口の大部分が「不適切に配置」されており、それら排水口の43%が観光地や養殖場所および自然保護地域に、33%が港湾や船積み地域にあった。
経済成長の著しい中国は、米国を抜いて世界最大の地球温暖化ガス排出国になりつつある。これを受けて中国政府に対しては、工場や乗り物からの二酸化炭素排出量に上限を設定すべきとの声が国際社会で高まっている。
また2008年に北京五輪の開催を控え、国内では水質汚染が政治的課題になっており、ここ数カ月は全国的に淡水湖で藻が大量発生して問題視されている。 中国国家海洋局の報告によると、同国沿岸部では下水管の77%で規定以上の汚染物質が排水されており、黄海沿岸地域では、下水管全体の82.8%から過度の汚染物質が流されているという。
[北京 4日 ロイター]
(07/08/06 09:48)
|