2008年米大統領選に出馬を表明しているバラク・オバマ上院議員(民主党、イリノイ州)とヒラリー・クリントン上院議員(民主党、ニューヨーク州)は先週、6月に超党派議員団が発表した人民元上昇ペースの加速を促すための法案について、支持を表明した。
それぞれの関係者が明らかにした。
同法案は、上院財政委員会のボーカス委員長(民主党、モンタナ州)やグラスリー議員(共和党、アイオワ州)など4人の上院有力議員が発表。為替操作を行っているとされる国に対して、世界貿易機関(WTO)による法的措置など迅速な行動をとるとしている。対象となる国は特定していないが、議員らは中国を視野に入れている。議会には、ブッシュ政権が人民元上昇をめぐり中国に圧力をかける努力を怠っていると批判する声がある。
オバマ議員は6月にポールソン財務長官に宛てた書簡で「中国は貿易面で米国に対して不正に優位性を得るため何年にもわたって為替相場を操作してきた。ブッシュ政権は中国の行動に異議を唱え変化させることに失敗した」と述べた。
クリントン議員は、6月に講演した際、次期米大統領は著しく力を増した中国に直面すると警告。「より強力となった中国を恐れたり無視したりすべきではない。取り組みや理解と共に、貿易や為替操作、人権侵害、環境などさまざまな分野での率直な対話が必要だ」と語った。
[ワシントン 5日 ロイター]
(07/07/06 11:56)
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