米国のブッシュ大統領とロシアのプーチン大統領は7日、主要国首脳会議(ハイリゲンダム・サミット)が開催されている当地で会談した。プーチン大統領は、米国が欧州で計画しているミサイル防衛(MD)システムに関して、アゼルバイジャンにある既存のレーダー施設を活用する代替案を示した。
プーチン大統領は、欧州全域を守るミサイル防衛計画の一環として、米国とロシアがアゼルバイジャンにあるレーダーを共同利用することを提案。「そうなれば、ロシアはミサイルの照準を(欧州の標的に)再び合わせる必要がなくなり、協調の基盤を築くことが可能」と述べた。
米政府は、イランなどからの攻撃を想定し、ポーランドに迎撃ミサイル、チェコにレーダーの配備を計画している。これに対してロシア側は強く反発しており、プーチン大統領は先週、米国が計画を進めるなら、ロシアは欧州にミサイルの照準を合わせる、との姿勢を表明していた。
ブッシュ大統領は、記者団に「プーチン大統領は興味深い提案を行った」と述べるにとどめ、既存レーダー活用案には直接は触れなかった。
[ハイリゲンダム(ドイツ) 7日 ロイター]
(07/06/08 09:14)
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