米国境警備隊が、飲料水を求めて約10メートルの井戸に降りたまま脱出できなくなったメキシコ人女性を救出した。当局が20日明らかにした。
この女性はメキシコから米国に不法入国するためソノラ砂漠を移動。6歳と9歳の子供に与える水を求めてアリゾナ州ツートンの南西に位置するネイティブ・アメリカン居住区の井戸に入ったという。
救出活動の指揮を執ったロン・ベラビア氏はロイターの電話取材に対し、女性は救助されるまでの3時間、わずかな出っ張りにつかまっていたと説明。「ひとまず井戸に降りたものの、彼女は這い上がる体力が残っていないことに気が付いた」と述べた。
救助された女性は、同行の4人とともに米国への密入国容疑で逮捕されている。昨年にメキシコからの不法入国で逮捕された人の数は約110万人。国境を目指して砂漠や河川を移動中に死亡する人は毎年数百人に上り、その主な原因は暑さによるものという。
[フェニックス 20日 ロイター]
(07/06/22 09:00)
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