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サッチャー氏=2007年5月、帝国戦争博物館で(Peter Macdiarmid/Getty Images)

英元首相サッチャー氏、香港企業家と対談、「一国二制度は妥当ではない」

 【大紀元日本6月17日】中央社の報道によれば、英国前首相サッチャー氏(81)は、イギリスは租借地香港の租用延長について、当時中国の指導者ケ小平を説得できなかったことが今でも残念に思っているという。中国政府は台湾問題解決のために香港で一国二制度を実施したが、「それは妥当ではなかった。今見てもさらに時代錯誤である」と感じているという。

 香港の返還は今年で10周年に迎えるにあたり、サッチャー氏は香港企業家・ケ永鏘氏との対談を受けた。英国が香港の借用期間終了と共に香港から手を引いたことを後悔しているという。今回はサッチャー氏がこの5年間に応じた唯一の対談。1990年の退任以来、香港返還について初めて語ったもの。

 サッチャー氏は「一国二制度について、初めて知ったから疑問を抱いている。この制度は台湾問題解決のために作られもので香港に適用しないもので、今から見ても更に時代錯誤である。在任中に香港145年の借用期間満了が迫っており、香港で一国二制度が適用されることを知った時、香港統治の継続は不可能だと分かった。それで香港の特性を守ることにした」と話した。

 ケ小平氏との交渉の情景は今でも鮮明に覚えているという。サッチャー氏は「私は彼の知恵を称え、相手を褒めるのはいい手段だと思ったが、租用延長に首を縦に振らなかった」と述懐し、当時感じた無念さを語った。

 香港返還の日、香港は大雨だった。「とっても残念だった。英国は雨が多いので、海外でも大雨に遭いたくなかった。その日は哀しかったが、香港の人々が外国の統治を望まないのも理解できる」と微笑みながら話した。

 1997年7月1日、香港は正式に中国に戻された、英国旗は香港から消えた。その日以来、サッチャー氏は香港を訪れていない。近年サッチャー氏の健康状態は思わしくなく、2002年には医師の要求でサッチャー氏はすべでの講演を辞め、この5年間、メディアの取材も受けていなかった。ケ永鏘氏とは親交が深く、今回の対談はサッチャー氏の自宅で行われた。

 対談は「香港の十年変化」と言うタイトルで6月19日にBBCチャンネル4で放送される予定で、香港の末代港督・彭定康氏のインタービューも収録されている。

(07/06/17 08:12)



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