石油輸出国機構(OPEC)は26日、非加盟国の生産増加や、バイオ燃料などの代替燃料がエネルギー分野で果たす役割が大きくなることから、OPEC産原油に対する需要が2010年までに減少する、との見通しを示した。
2007年の原油市場見通しの中で述べた。見通しでは、欧州や米国で最近みられる、石油依存度を減らしたり、輸送用により環境にやさしい燃料を使用する動きを取り上げている。
そのうえで「OPEC非加盟国からのエネルギー供給、および代替エネルギーの増加がどの程度の影響を与えるか、不透明性が増している」と指摘している。
非加盟国の供給について見通しでは「原油および原油以外の供給の増加により、2010年の非加盟国の供給は日量5400万バレルに増える。これは2005年を日量500万バレル上回る。需要の拡大は穏やかなペースにとどまることから、OPEC産原油が追加供給する余地はほとんどない」としている。
さらに「OPECによる天然ガス液(NGL)といった原油以外のエネルギー供給が2010年までに日量600万バレルを若干下回る水準まで増加する見込みであり、OPECの原油に対する需要は2010年までに2005年より日量約100万バレル少なくなる」との見方を示した。
[ロンドン 26日 ロイター]
(07/06/27 10:45)
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