世界貿易機関(WTO)新多角的貿易交渉(ドーハ・ラウンド)をめぐる米国・欧州連合(EU)・インド・ブラジルの4者(G4)協議は21日決裂し、ドーハ・ラウンドの先行きに暗雲が漂い始めた。会議に出席した各閣僚らは双方が決裂の責任を転嫁し合う格好となった。
外交・通商当局者の間では、今回の決裂で、WTOが目指す7月末までのラウンド合意は困難な情勢になったとみられている。
ブラジルのアモリン外相は記者会見で「協議はあまり成功したとはいえなかった。テーブルにある数字を基に話し合いを継続するのは意味がない」と語った。
焦点となる市場開放と補助金削減の問題は暗礁に乗り上げた状態。米国は農業補助金の大幅削減の見返りとして世界の農業・製造業・サービス業における市場開放を要求。一方、ブラジルとインドは、製造業製品の分野で妥協が十分でないなどとして反対している。
[ポツダム(ドイツ) 21日 ロイター]
(07/06/22 08:56)
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