中国人民銀行(中央銀行)の呉暁霊副総裁は11日、外貨準備を使った米国債の購入を今後も続ける方針を示した。
学術的研究では、中国、その他アジアの国・地域による米債券投資には米国の長期金利を0.5─2%ポイント押し下げる効果があったと推測されている。
呉副総裁は、国際決済銀行(BIS)中央銀行総裁会議が開かれたスイスのバーゼルで、人民銀行が今後も米国債を買い続けるか、との記者団の質問に「イエス」と答えた。
金人慶財政相は9日、1兆ドル超の外貨準備のより良い運用を狙って新たな投資機関を設立することを明らかにした。
呉副総裁は、新たな投資機関設立について「日程は設定されていない」とし、投資方法についても「まだ研究しているところだ」と答えた。
北京では、周小川人民銀行総裁が、楼継偉・元財政省事務次官が新機関設立作業の責任者になると述べた。
楼氏は先週、財政省事務次官から国務院(内閣に相当)ポストに昇格しており、新機関のトップ就任に向けた動きではないか、との声がアナリストから出ていた。
呉副総裁は、中国の人民元建て社債市場が今年さらに発展するとの見通しを示した。
[バーゼル(スイス) 11日 ロイター]
(07/03/12 09:49)
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