ヒル米国務次官補(東アジア・太平洋担当)は22日、北朝鮮が秘密裏に進めているとされるウラン濃縮計画について、米国が持っている情報が不足していることを認めた。
ヒル国務次官補は、ブルッキングズ研究所で講演した。同次官補は、ウラン濃縮計画には「北朝鮮が実際に購入したよりずっと多くの機材」が必要になると指摘した。また「一定の相当な生産技術が必要だが、北朝鮮がそれを取得したかどうかは定かではない」との見方を示した。
さらに同次官補は、北朝鮮が濃縮計画のために数年前に入手したとされるアルミニウム管が「どこかにいってしまった」可能性を指摘した。
ただ「北朝鮮は、ウラン濃縮に必要な機材を購入した」と強調した。
ある元米政府高官は、ロイターに対して、ヒル国務次官補が指摘した情報不足は、ブッシュ政権が濃縮計画を最初に明らかにした2002年からあることだと述べた。ただし、米政府が情報不足を公式に認めるのは、今回が初めてのことかもしれない、という。
また、同次官補は、前回の6カ国協議での合意の期限が守られ前進するならば、ライス米国務長官が4月にも、6カ国協議のプロセスの一環として、北朝鮮側と北京で会談する可能性がある、との見解を示した。
[ワシントン 22日 ロイター]
(07/02/23 09:01)
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