印刷版   


インドネシア、鳥インフルエンザワクチン開発でバクスター系と覚書

 インドネシア政府は7日、鳥インフルエンザのヒト用ワクチン開発について、米バクスター・インターナショナル(BAX.N: 株価, 企業情報 , レポート)のスイス部門との間で了解覚書(MOU)を交わした。

 インドネシア政府は先に、H5N1型鳥インフルエンザウイルスのサンプルを外国の研究所に提供することを、拒否する姿勢を示している。

 専門家らによると、H5N1のサンプルを共有することは、研究の上で不可欠、という。サンプルはまた、ワクチンの開発にも利用される。

 この政府決定とも絡んで覚書締結に関心が集まっているが、スイスに本拠を置くバクスター・ヘルスケアのワクチン部門のプレジデント、キム・C・ブッシュ氏は、調印式典で、サンプルに関する決定はインドネシアのものと強調。同社の決定ではなく、覚書とは関係ないと述べた。

 インドネシアは鳥インフルエンザによる死者数が世界最悪。この4年で世界で166人が死亡しているが、そのうちインドネシアは63人。

 ロイターが入手した記者発表の草稿によると、覚書に基づいて、インドネシア保健省傘下の調査・開発局が、バクスターにH5N1の検体を提供。バクスターは、ワクチン開発のための技術を提供する、という。

 [ジャカルタ 7日 ロイター]

(07/02/07 16:19)



■関連文章
  • 英国関係当局:鳥インフルエンザ感染保護・監視区設置、人への感染はない(07/02/06)
  • 英国:七面鳥2600羽突然大量死、鳥インフルエンザ(H5N1型)感染確認(写真)(07/02/04)
  • ナイジェリア:鳥インフルエンザ感染で、初の死者(07/02/02)
  • 香港関係当局:鳥類の鳥インフルエンザ感染確認(07/01/24)
  • インドネシア東部でM7・3の強い地震(写真)(07/01/22)
  • インドネシア:鳥インフルエンザで新たに女性2人死亡(写真)(07/01/13)
  • 行方不明のインドネシア旅客機、破片と遺体を海で発見(写真)(07/01/11)
  • 中国安徽省:半年ぶりの鳥インフルエンザ(H5N1型)感染確認(写真)(07/01/11)
  • インドネシア旅客機墜落:同国軍関係者、墜落機発見を否定(07/01/02)
  • 102人搭乗のインドネシア旅客機が墜落、12人が生存(写真)(07/01/02)
  • インドネシア:フェリー船沈没事件、500人行方不明(写真)(06/12/31)
  • エジプト:鳥インフルエンザ感染発生、2日間で2人が死亡(写真)(06/12/27)
  • ベトナム南部、鳥インフルエンザ感染発生(写真)(06/12/21)
  • フランス:鶏の大量死、鳥インフルエンザの可能性(06/12/20)
  • 米大使館、インドネシアに滞在する欧米人にテロ警戒呼びかけ(写真)(06/12/19)