国連の経済社会局は、世界経済に関する年次報告書を公表、米住宅市場の鈍化を受け2007年の世界の経済成長率は3.2%と、前年の3.8%を下回る、との認識を示した。
同報告書は、米住宅セクターの減速により07年の米国の経済成長率は2.2%にとどまり、前年の水準を1%ポイント下回るとしている。
また、同報告書では、日本の07年の成長率が2%を下回る水準に減速、欧州はおよそ2%と見られ、日欧経済には「米国に代わって世界経済の成長のけん引役になるほどの強さはない」との認識を示した。
一方で、同報告書は、中央銀行に利下げの余地があること、米企業財務が健全であることを理由に、世界のリセッション(景気後退)は回避され、世界経済が「軟着地」する可能性もあるとの認識を示している。
中国を含む東アジア経済は、今年も強い成長を維持し、成長率は7%となる、との見通しを示した。2006年は、平均で7.6%だった。
インドなど南アジアは前年の6.7%をわずかながら下回る見通し。
[国連 10日 ロイター]
(07/01/11 15:07)
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