中国人民銀行(中央銀行)は3日、15日から商業銀行の預金準備率を0.5%ポイント引き上げると発表した。預金準備率の引き上げは過去5カ月間で3度目。ウェブサイト上で明らかにした。膨大な国際収支黒字を背景に銀行システムに流れ込む資金を吸収するのが狙い。
今回の引き上げにより、預金準備率は、大手国有銀行と株式制の一般商業銀行が9.0%、都市部の信用組合を含む小規模銀行が9.5%となる。
人民銀行は、6月16日と7月21日にも、それぞれ0.5%ポイントの預金準備率引き上げを発表している。
人民銀行は声明で「過剰流動性の問題はやや緩和しているものの、中国は依然、国際収支の著しい黒字に直面している。新たな過剰流動性は引き続き発生している」と指摘した。
市場では、今回の措置は予想通りだったことから、目立った反応はみられていない。「(人民銀行は)引き締め政策が終了していないというシグナルを送ったものと思われる」(ゴールドマンサックスの主任国際エコノミスト、ジム・オニール氏)との声が聞かれる。
[北京 3日 ロイター]
(06/11/04 16:56)
|