米商務省が発表した7月の貿易赤字は680億4000万ドルで、前月の648億2000万ドル(改定値)から拡大し過去最高となった。エコノミスト予想は655億ドルの赤字。過去最高の石油輸入価格と外国製品に対する強い需要が赤字を拡大させる要因となった。
赤字は前月比でおよそ5%増加。月間の増加幅としては、およそ1年ぶりの水準。
イラン核問題や米国・中国などでの強い需要を受け、原油先物価格が7月に過去最高となったことを背景に、石油の貿易赤字額は過去2番目の高水準となった。
石油輸出国機構(OPEC)からの輸入は140億ドルと過去最高。対OPEC貿易赤字も過去最高の109億ドルとなった。
原油高に伴い7月の原油輸入額は過去最高の208億ドル。
工業製品・原材料、資本財・消費財の輸入も過去最高。
また、中国と欧州連合(EU)からの輸入も過去最高となった。
一方、輸出は、消費財、自動車・部品が過去最高で、輸出全体では過去2番目の高水準。
ただ4カ月ぶりに減少した。インベスターズ・バンク&トラストのシニア通貨ストラテジスト、ティム・マザネック氏は、民間航空機の引き渡し減少が影響したとしている。
[ワシントン 12日 ロイター]
(06/09/13 07:37)
|