中国人民銀行(中央銀行)調査局の張涛・副局長は12日、景気抑制のため金融引き締めを強化すれば流動性がさらに拡大する恐れがあり、当局にとって適切な引き締めの度合いを判断するのが難しくなっている、と指摘した。ユーロマネー誌の為替フォーラムで述べた。
同副局長は、景気抑制策が人民元の上昇期待につながり、中国への大量の資金流入を招く可能性があると指摘。「金融政策は圧力を受けている。一方では、インフレにつながりかねない過度に急速な成長や過熱を防ぐ必要があり、他方では、金融を引き締めれば人民元の上昇を招き、海外から資金が流入して流動性を一段と高める恐れがある。それは大きなチャレンジだ」と語った。
[ロイター12日=上海]
(06/09/13 10:27)
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