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中国出身の華人、ソロモン諸島から撤退

 【大紀元日本4月25日】南太平洋に位置するソロモン諸島では、最近一週間現地在住の華人が地元住民による騒乱を受けている。このことが国際メディアにも注目され、現地の華人と地元住民の微妙な関係を露呈した。

 BBCの報道によると、ソロモン諸島の住民は約50万人、そのうち華人は約数千人しかいない。しかし彼らの影響力は決して小さくないという。

 一部の華人はすでに数代にわたり現地に定住してきた。彼らの家庭とビジネスは完全に現地社会と融合し、ソロモン諸島の一部となっている。

 中国移民

 しかし、ここ数年、中国大陸から大量の新移民がやってきた。彼らは札束と創業の夢を抱き、ソロモン諸島の地を踏んだ。

 これらの中国新移民は、海岸の土地を買占め、ホテルや、レストラン、商店を建設した。

 もちろん、このような業務は現地住民にとって、就職の機会を生み出している。しかし待遇の低さ、労働条件の粗悪、商業道徳の違反など不満の声がどんどん高ぶった。

 現地紙の「ソロモン星報」の関係者によると、(華人が開発した)不動産は、適正な規格がないままに販売されている。彼らが所持するソロモン諸島のパスポートとビザも通常の政府ルートで取得したものではないという。

 金銭外交

 ソロモン諸島にいる華人の大半は中国大陸の出身。しかしソロモン諸島は現在台湾と正式な外交関係を締結している。

 台湾は現在、世界で25カ国と外交関係を結んでいる。中共政権は台湾と外交舞台において、熾烈な地盤争いを展開している。もちろん南太平洋の12の島国もその対象となっている。

 アナリストによると、中共政権と台湾によるこれらの国家を丸め込む主要な手段は、経済援助と融資である。すなわち、「手形外交」または「金銭外交」。

 豪州の1人のインクタンクの専門家は、「このような手形外交は、ソロモン諸島の汚職と腐敗を助長した」と指摘している。

 華人の役目

 4月18日に当選したばかりのソロモン諸島の新任首相・リニ氏は、前任首相と密接な関係を保っていると指摘されている。後者の汚職スキャンダルが暴露されていた。

 ソロモンの現地住民は、前任首相は、中共政権と台湾からもらったお金で、議員を買収し、支持票を買い集めていたと叱責してきた。結局、選挙に対する様々な不満が蓄積し、ついに爆発してしまい、現地の華人に怒りの矛先を向けられた。

 華人の商店や家屋は、略奪に遭ったり、火を付けられたりしている。赤十字の事務所や、警察暑に避難する一部の華人は、故郷の中国に帰りたいと表明した。新華社の報道によると、23日までに249人の華人はすでに現地を離れたという。

(06/04/25 17:16)



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