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『九評』討論会で質問に回答する曹長青氏および郭国汀氏(大紀元)

中国共産党は何故まだ崩壊していないのか
バンクーバー『九評』シンポジウムより

 【大紀元日本2月25日】『九評共産党(共産党についての九つの論評)』シンポジウム(主催・大紀元時報カナダ支社)は、2月19日にカナダのバンクーバーで開催された。中国時事評論家・曹長青氏および中国人権派弁護士・郭国汀氏が講演を行った。

 中国共産党は何故まだ崩壊しないのか?
「九評」シンポジウムで講演する曹長青氏(大紀元)

 曹氏は、共産主義はなぜソビエトや東欧で潰れたのに、中国でまだ崩壊しないのかについて、根本的な原因が東ヨーロッパと中国の知識層の違いにあると指摘し、共産党を解体する根本的な方法はそこから離脱することであると述べた。

 曹氏によると、東ヨーロッパの知識層は、共産主義が邪悪そのもので改善は不可能であるため、終結させるべきだとし、政治的意味での終結だけでなく、道徳上の観点から取り除かなければならないという認識を持っていた。それ故、東ヨーロッパの知識層の人々は呼び掛けに奔走し、民衆が覚醒し、東ヨーロッパおよび旧ソ連の共産党が崩壊した。

 一方、中国の知識層は共産党内で良い共産党を見つけようとしており、例えば反右派の時、毛沢東に意見を言ったり、ケ小平の功績を謳ったり、その後の胡耀邦や趙紫陽への対応など、常に共産党の中にある温和派または改革派に希望を寄せていた。しかし、共産党はオオカミであり、オオカミには良いものとか、善良や温和なものなどの区別がなく、幻想を持っていれば、オオカミに消滅されるかオオカミの一部になるしかない。大紀元時報が発表した「九評」で分析したように、共産党は邪悪そのものであるので、人々はそこから離脱することこそが、共産党を解体する根本的な方法である。

 曹氏はさらに、中国の経済問題や抱えている多くの社会問題に言及した。最後に、共産主義制度は中国にとって災難であり、共産主義制度を終結させなければならず、「こころ」に回帰する運動が必要と主張した。法輪功が道徳回復の呼び掛け運動について、非常に素晴らしいと述べた。

 中共を倒すことは天意に従うもの
「九評」シンポジウムで講演する郭国汀弁護士(大紀元)

 郭氏は、共産党政権は中国での非合法性について、法律の角度から論証した。国際公約に従えば、合法的である政権とは、民意に沿って成立したものである。共産党政権は民意に沿って選出されたものではない。共産党政権は専制的で、ヤクザであり、吸血鬼のような暴政であるとし、軍隊、警察、スパイなどのテロの力で維持されていると語った。

 郭氏は、中共政権を打ち倒す行為が合法であり、無罪であるだけでなく、天意に従うものだと主張し、中共政権を倒してはじめて、中国人のこころを解放し、真の自由を実現できると話した。

 郭氏はさらに、「『九評』の発表と法輪功学習者の強力な推進活動により、800万人の脱党が起きており、そして、世界各地に波及した人権擁護のハンスト運動が起きている。このすべては最後に量的変化から質的な変化に変わり、共産党は中国で崩壊する時、必ず到来するものである」と指摘した。

九評シンポジウムで質問に回答する両氏(大紀元)

 講演後、聴衆から活発な質疑や討論があった。中共崩壊後の政権が二の舞を演ずるのではないかという質問に対して、郭氏は、新に成立されるものは政権および制度を考慮するものであり、それについて多くの法曹界識者がすでにかなり研究し、企画しているし、その上、結党の自由および新聞報道、言論の自由、人民は自らの選挙で政党を選ぶことができるため、同じ失敗を繰り返すことはないと示した。

 大陸生まれで、香港と台湾で過ごしたことがあり、現在バンクーバーに住んでいる、華僑聴衆のある年配者は、自分の経歴からしてもっとも発言権があり、共産党は天も恐れず、地も恐れず、一番恐れているのは民衆が彼らに従わないことだと発言した。曹氏もそれに賛同し、「中国共産党は、本当は恐れるに足りず、それが強大だからではなく、私たちがひざまずいているからだ」と語った。
開始前から、多くの聴衆に埋め尽くされた会場(大紀元)


(06/02/25 14:34)



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